諸国神社めぐり

櫛田神社(福岡市博多区上川端町〈はかたくかみかわばたまち〉)

博多区上川端町の櫛田神社
櫛田神社は,JR博多駅の西600メートルに鎮座する。博多の総鎮守として広く崇敬を集める古社である。
天平宝字元年(757)御託宣によって伊勢松坂の櫛田神社から大幡主大神(オオハタヌシ,大若子命とも称す)を勧請したという伝承を持つ。
祭神は大幡主大神(櫛田宮)のほか,天照皇大神(大神宮)と素盞鳴尊(祇園宮)を加えた三柱である。素盞鳴尊は,藤原純友の乱(十世紀)を鎮めるために京都の八坂神社から勧請されたものである。
古来,源平合戦や蒙古高麗連合軍による侵略戦争などの国難のさい,特に尊崇された。
櫛田神社拝殿正面
櫛田神社拝殿内部
拝殿の奥に,三柱の祭神それぞれの社殿が並んでいる。

櫛田神社境内櫛田神社境内
主祭神のほか,社殿の周囲に数多くの境内社が祭られている。

櫛田神社山笠博多祇園山笠
当社の祭礼のうちもっとも知られているのが博多祇園祭である。これは素盞鳴尊の祇園宮の祭礼で,山笠奉納行事は国の重要無形文化財に指定されている。
境内には山笠が置かれている。

(福岡県福岡市博多区上川端町)
2009.2.26


諸国神社めぐり