隼神社(はやぶさじんじゃ)は,阪急(京都線)大宮駅に近い梛神社の境内に鎮座する。
『延喜式』(神名帳)に「京四條坐神一座 隼神社」とあり,もと宮中の朱雀院の院内南西角に祀られたと推測されている。
現在,当社の西420メートル,NISSHA株式会社の敷地内の「朱雀院跡」の石碑が建っているあたりである。
その後(『延喜式』編纂以前),現在地の北300メートル,壬生御所ノ内町に移転した。今,そこには「式内 隼神社舊蹟」の石碑が建っている。
大正七年(1918),現在地である梛神社の境内に移転した。
祭神は建甕槌神と経津主神である。
(京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町18)
2018.12.19