諸国神社めぐり

阿保神社(神川町元阿保〈もとあぼ〉)

阿保神社
阿保神社(あぼじんじゃ)は,JR(八高線)丹荘駅の北1.5キロメートルに鎮座する。
阿保朝臣人上(にんじょう)が延暦三年(784)に創建したとも伝える古社である。
もと六所明神と称していた。明治四十三年に,字稲荷宮にあった稲荷神社とその境内の八坂神社,東照神社,社日神社,稲荷神社,白山神社,神明神社,蚕影神社,および字諏訪木にあった諏訪神社とその境内の金刀比羅神社を合祀し,社号を阿保神社に改めた。さらに大正三年に原新田の菅原神社を合祀した。
当社を延喜式所載の今城青八坂稲實神社(いまきあをやさかいなみのじんじゃ)に比定する説がある。
阿保神社拝殿阿保神社本殿
拝殿裏に建つ本殿は覆屋の中にあるが,覗いて見ることができる。
阿保神社境内社
境内に多くの石祠が並んでいる。

(埼玉県児玉郡神川町元阿保)
2006.11.18


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