葛飾八幡宮(かつしかはちまんぐう)は,京成電鉄(本線)京成八幡駅の東に鎮座する。
寛平年間(889-898),岩清水八幡宮より勧請したと伝える古社で,祭神は譽田別尊,息長帯姫命,玉依比売命である。下総国の総鎮守として信仰を集めた。
平将門,源頼朝,太田道灌,徳川家康などの崇敬を受けた。
長い参道の途中に二の鳥居がある。
参道の途中にある朱の随神門は,明治以前は八幡山法漸寺(上野寛永寺の末寺)の仁王門であった。
現在の社殿は大正二年(1913)に改築されたものである。
本殿の横にそびえる巨木は「千本イチョウ」と呼ばれる御神木で,樹齢1200年と推定されている。
→境内社
(千葉県市川市八幡4丁目2-1)
2015.11.27