虎狛神社（こはくじんじゃ）は，布田駅（京王線）の北，1キロメートルに鎮座する。
崇峻天皇二年（589）の創立とも伝える古社で，『延喜式』（神名帳）所載の「虎柏神社」（多麿郡八座の一）に比定される。
青梅市根ヶ布に鎮座する虎柏神社（とらかしわじんじゃ）を延喜式内社とする説もある。
祭神は大歳御祖神（おおとしみおやのかみ）で，後に倉稲魂命を合祀した。
明治六年（1873）に郷社に列せられた。
虎狛神社（こはくじんじゃ）は，布田駅（京王線）の北，1キロメートルに鎮座する。
崇峻天皇二年（589）の創立とも伝える古社で，『延喜式』（神名帳）所載の「虎柏神社」（多麿郡八座の一）に比定される。
青梅市根ヶ布に鎮座する虎柏神社（とらかしわじんじゃ）を延喜式内社とする説もある。
祭神は大歳御祖神（おおとしみおやのかみ）で，後に倉稲魂命を合祀した。
明治六年（1873）に郷社に列せられた。
拝殿は文化十二年（1815）改修の記録があり，大正八年（1919）にも改修された。
本殿は覆屋で保護されている。天和三年（1683）に再建されたもので，この辺りでは最も古い建造物で，平成二十四年（2012）に調布市の文化財に指定された。
本殿改築後は衰微し，文政年間（1818-1830）に地元の名主によって社殿が修復されたという。
（東京都調布市佐須町1-14-3）
2017.5.19