諸国神社めぐり

白山社(富山市西中野本町〈にしなかのほんまち〉)

富山市西中野本町の白山社社頭
白山社は,JR富山駅の南2.5キロメートルに鎮座する。
祭神は菊理姫大神である。
南北朝期に布市の里(現在の富山市布市〈ぬのいち〉)に勧請された白山宮を起源とすると伝える。
元亀元年(1570)中野村に社殿が造営されたが,享保年間(1716-35)には「古宮」と称するようになったという。
当社は,承応二年(1653)の前田利次の土地の寄進によって新たな社地に遷座したのであるが(現在の越中白山総社),その後も旧地での信仰が続いたのであろう。
富山市西中野本町の白山社鳥居
境内はあまり広くない。
富山市西中野本町の白山社拝殿富山市西中野本町の白山社本殿
本殿はコンクリート製のようである。

富山市西中野本町の白山社拝殿
富山市西中野本町の白山社狛犬(吽)富山市西中野本町の白山社狛犬(阿)
参道の途中と拝殿の前に一対ずつの狛犬が置かれている。

(富山県富山市西中野本町1)
2013.10.18


富山県神社めぐり