諸国神社めぐり

峰薬師神社(鶴岡市羽黒町手向〈はぐろまちとうげ〉)

鶴岡市羽黒町手向の峰薬師神社社頭
峰薬師神社(みねやくしじんじゃ)は,東林坊(宿坊)の向かいに鎮座する。
寛文元年(1661)の創立という。
神仏習合時代は「峯の薬師」と称する仏堂であったが,明治以後は少彦名命を祭る「薬師神社」となり,昭和三十七年(1972),現在の社号に改めた。
修験者の三山入峰修行(「秋の峰」)の際,当社で「梵天投じ」という重要な儀礼が行われ,神仏習合時代の伝統を残している。 鶴岡市羽黒町手向の峰薬師神社社殿
社殿は仏堂風の寄棟造である。

(山形県鶴岡市羽黒町手向字手向214)
2013.9.9


山形県神社めぐり