赤坂薬師神社は,羽黒山の北東の麓から大鳥居に向かう途中に鎮座する。
創立年月は不詳。文禄三年(1594)再建の記録がある。
祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)である。「お薬師さま」として崇敬を集めた。
文化元年(1804)に焼失し,安政五年(1854)に再建された。明治九年(1876)村社格を得た。
社殿の額には「醫王殿」と書かれている。
社殿には躍動感のある装飾が彫られている。
境内に石塔や石碑が並んでいる。
(山形県鶴岡市羽黒町手向字手向323)
2013.9.9