天津神社(糸魚川市一の宮〈いちのみや〉)

天津神社拝殿
天津神社は,糸魚川市役所の近くに鎮座する。旧県社(昭和18年に昇格)で,稚児舞が伝わっており,国の民俗芸能に指定されている。
「延喜式」神名帳に頸城郡の十三座のひとつ(式内社)として「大神社」(オホムハジンジャ,オホノジンジャ)という社名が記載されているが,所在は不明。
「大神社」にはいくつかの論社があり,この天津神社もそのひとつである。(妙高村の関山神社を「大神社」とする説もある)
天津神社本殿
天津神社の祭神は,天津彦火瓊瓊杵尊(アマツヒコホニニギノミコト),天太玉命(アメノフトタマノミコト),天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
境内から弥生式土器はじめ,鉄・石製品,勾玉などが出土しており,この地でなんらかの祭祀がおこなわれていたことを物語る。
拝殿の裏手に,少し離れて本殿がある。冬期のため,覆屋で保護されていた。
なお,拝殿の左奥に見えているのは奴奈川(ぬなかわ)神社である。

天津神社本殿の前の狛犬は,なかなか豪壮な姿をしている。吽形の狛犬(左)は,頭に角のある古風なものである。
天津神社狛犬1天津神社狛犬2

(新潟県糸魚川市一の宮,JR糸魚川駅より徒歩15分)
2002.2.27,2004.3.1


新潟神社探訪にいがた百景2