にいがた百景2
妙高山麓の関山神社周辺には凝灰岩を丸彫りした古石仏が点在する。 集落に点在した二十六体が神社の境内に集められており,八体はなお集落内にある。 石仏は上半身だけの簡素な造りで,地中に埋められているように見えるため「生け込み式」「植え込み式」と称される。 平安後期から鎌倉期の作とされるが,関山信仰との関係などの詳細は不明。 新潟県の文化財に指定されている。
(新潟県妙高市関山) 2003.3.2, 2008.8.22