神明宮は,紫鳥線(しちょうせん)と呼ばれる交通量の多い幹線道路から一歩入った場所に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡紫竹山新田字道南 無格社・神明宮」とある。
紫竹山の産土神で,祭神は大日孁貴尊である。
寛永年間(1624−1643)の創建と伝える。安永五年(1776)再建の記録がある。
境内はクロマツが多く,新潟市の保存樹林となっている。
狛犬は新しい(平成元年)。
拝殿内には七福神の絵像がある。
石祠が一基あるが,祭神等は不明(「明細帳」に境内社の記録はない)。
(新潟市中央区紫竹山1-7-16,JR 新潟駅より徒歩15分)
2003.7.14, 2005.8.27