諏訪社は,日本文理高校の近くに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「西蒲原郡槙尾村字反高場 無格社・諏訪社」とある。
旧槇尾村の産土神である。
神社の前を通る道は、蛇行する西川に着かず離れず続いており,おそらくこのあたりの古い道筋である。
境内は手入れが行き届いており,背後の広大な水田の眺めもよく,すがすがしい。
拝殿は北西に向く。
境内に稲荷社(宇迦魂命)が鎮座する。
狛犬は明治十六年(1883)。耳垂れ・平頭の独特の表情は,中野小屋,赤塚など,新潟市の西部に多い。
(新潟市西区槇尾,JR新潟大学前駅より徒歩20分)
2003.7.21
参考:諏訪信仰とは?