新潟市神社探訪

八幡宮(新潟市江南区江口〈えぐち〉)

江口の八幡宮
八幡宮は,阿賀野川左岸の旧江口村,宝泉寺(曹洞宗)の隣に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡江口村字寺浦 無格社・八幡宮」とある。
譽田別尊を祭神とする江口の産土神であるが,創立年月は不明。
明治四十一年(1908)字伊勢堂の神明宮(天照大御神)を合併,同四十二年に字諏訪浦の諏訪神社(健御名方命)を合併,昭和十八年(1943)に字乗兼の日枝神社(大山咋命)を合併した。
上記のほか「明細帳」は字内谷内の諏訪神社(健御名方命)も記録しているが,これも合併されたのであろう。
当社の南東300メートルの「すわの宮公園」がその故地であろうか。
江口の八幡宮本殿
総じて荒廃の感あり。拝殿脇に石祠や灯籠の残骸などが散乱している。

(新潟市江南区江口4020,新潟交通バス上江口より徒歩5分)
2003.10.23

参考:八幡信仰とは?


新潟市江南区(大江山地区)神社