
皇太子神社は白山駅の西に鎮座する。
社号の「皇太子」は聖徳太子のことである。聖徳太子が法隆寺(最古の木造建築)に縁があることから,大工を中心とする職人の信仰を集めている(その集まりを「太子講」という)。
彦狭知命(ヒコサシリミコト)と手置帆負命(タオキホオヒミコト)が合わせ祭られている。
この二柱は建築の上棟式や定礎式で祭られる神であり,太子信仰に関連する。
『新潟市史』(1934年)によると,不動院(真言宗)境内に鎮座したが,明治の神仏分離によって下大川前通の某氏の私邸に移され,さらに現在地に遷座したとされる。
「市史」が言う「現在地」は西堀通十番町であるから,その後さらに現在の場所(川岸町)に遷ったことになるが,その経緯は不明。


この日はちょうど元日で,拝殿内にたくさんの供え物があった。
(新潟市中央区川岸町3丁目17-2,JR 越後線白山駅から徒歩5分)
2004.1.1