新潟市神社探訪

神明宮(新潟市北区松栄町〈まつえいちょう〉)

松栄町の神明宮
神明宮は,新潟競馬場の西1キロメートルに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「北蒲原郡濱浦谷内字狐尾 無格社・稲荷社」とある。
濱浦谷内のうち狐尾地区の鎮守で,祭神は倉稲魂命である。
貞和六年(1350)の創立と伝えるが,狐尾部落の成立は享保十六年(1731)以降と考えられており,鎮守の創立もそのころかもしれない。
明治四十年(1907),同じ狐尾の神明宮(天照皇大神)を合併し,社号を神明宮と改めた。(経緯が複雑である。)
さらに昭和四年(1929),神明宮のもとの鎮座地に移転した。
境内に,昭和五年の「竣工碑」が建つ。
鳥居(平成九年)には「神明宮・稲荷神社」と刻されている。
松栄町の神明社神明社社殿

(新潟市北区松栄町2238,新潟交通バス南浜線・松栄町下車徒歩10分)
2004.3.28

参考:神明宮とは?


新潟市北区(南浜地区)神社