新潟県神社探訪

藤戸神社(新発田市東宮内〈ひがしみやうち〉)

藤戸神社鳥居
藤戸神社は,JR新発田駅の北東5キロメートルに鎮座する。櫛形山脈の南端,要害山の麓に朱の鳥居が見える。
(要害山は,鎌倉時代初頭の越後守護兼加治荘地頭・佐々木盛綱が築城した山として知られる。)
『菅谿史跡』なる文献が,藤戸神社を「延喜式」所載の「美久理神社」(沼垂郡五座の一)に比定しているという。(また新潟市沼垂東の白山神社,あるいは二王子神社を美久理神社とする説もある。)
社伝では,佐々木盛綱が先祖を祀るために創建したとされる(それが正しいとすると,鎌倉期の創立ということになり,式内社ではない)。
祭神は宇多天皇,大己貴命,天照皇大神である。
藤戸神社参道藤戸神社拝殿
社殿までは急峻な長い石段が続く。両脇は杉の古木が並ぶ。(境内にはヘビが多いので注意。)

藤戸神社本殿藤戸神社本殿
拝殿の裏に,さらに石段が続き,頂上に本殿が建つ。
藤戸神社本殿細部

このあたりからは,飯豊連峰の入門の山として親しまれている二王子岳(にのうじだけ)の眺望もよい。
なお,新潟市松崎(まつさき)にも,佐々木盛綱が創建したとされる同名の藤戸神社がある。

(新潟県新発田市東宮内441)
2004.5.2


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