
神明宮は,JR内野駅の南方2キロメートル,西川の左岸に鎮座する。周囲は田園地帯である。
鳥居の額束には「神明宮」とある。狛犬が二対あるが,年号は読み取れない。


社殿は標準的な様式である。
(補説)
かつて曽和新田の隣に下泉村があり諏訪神社を鎮守としていたが,中野小屋村が新潟市に編入した1961年に諏訪神社は曽和の神明宮に合祀され,翌1962年に地名の大字下泉も大字曽和に合併したという(『新潟市合併町村の歴史 第1巻』〈1975年〉p. 465)。
いっぽう『新潟市史』 資料編11 民俗II(1994年)の「西地区神社明細」(p.427)によると,下泉に諏訪社があり,その境内社として「神明社春日社合殿」が挙げられている。注記によると,この春日社はもと西蒲原郡玉幸新田の産土神で,金池原新田にあったものを明治八年に下泉の神明社に合祀したものである。神明社春日社合殿の祭神は,天照皇大御神,豊受皇大御神,武甕槌命,經津主命,天津児屋根命,比賣大神である。
『新潟市合併町村の歴史』は春日社の件に触れていない。『新潟市史』は下泉の諏訪社が曽和の神明宮に合併されたことに触れていない。
両書の記述には出入があり,詳細は不明である。
(新潟市西区曽和,新潟交通バス明田線・笠木停留所下車徒歩5分)
2004.5.8