神明社は,新潟駅の西1.5キロメートル,笹出線と和合線の交差点近くに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡堀之内新田字浦澤 無格社・神明宮」とある。
堀之内の産土神で,承応二年(1653)の創立と伝える。祭神は大日孁貴尊である。
社地は交通量の多い道路に近いが,細い道の奥にあるため意外に静かである。
煉瓦仕立ての灯籠(大正四年)が奉納されている。煉瓦による奉納物は珍しいが,松崎の藤戸神社の塀が煉瓦造りである。
石碑は「開紀二百五十年」を記念するもので,明治三十四年(1901)の物である。
(新潟市中央区堀之内36,JR新潟駅から徒歩15分)
2004.6.12
参考:神明宮とは?