

河波良神社(かわらじんじゃ)は,JR高田駅の南1キロメートルに東向きに鎮座する。
往古この一帯を菩提ケ原と称したころから鎮座し「原の稲荷」と称した。祭神は倉稲魂命である。
寛永年間(1624-43),隣接地で瓦の工房が設けられたが,そのさい当社を鎮火守護とし,社殿を改修した。よって「かはら神社」と呼ばれるようになった。しかし工房の廃止後は衰微した。
文化八年(1811),地域の水不足を解消するための用水を開鑿したが,工事にあたって当社に祈願した。竣工後,用水は「稲荷中江」と名付けられ社殿が再建された。当社はこれによってふたたび栄えることになった。今「稲荷中江鎮守河波良神社」と刻された社号標が建っている。



拝殿正面の扁額には「瓦稲荷神社」とある。
同じ境内に秋葉神社と産土社(雁田大明神)が鎮座する。
(新潟県上越市仲町2丁目9-17,JR高田駅から徒歩15分)
2004.8.6