新潟県神社探訪

榊神社(上越市大手町〈おおてまち〉)

大手町の榊神社
大手町の榊神社は,高田駅(えちごトキめき鉄道)の南東800メートルに鎮座する。
明治のはじめ,高田藩の有志が藩祖の榊原康政公(注)を祭るために募金し,明治九年に「榊神社」として創建した。
大手町の榊神社大手町の榊神社
祭神は康政公のほか,明治三十九年(1906)に三代忠次公,十一代政令公,十四代政敬公を加えた。

(注)
高田藩は,松平忠輝改易の後,めまぐるしく藩主が交代したが,寛保元年(1741)に姫路から榊原政永が入城してから安定し,政敬の時,明治維新を迎えた。
榊原康政は徳川家康に仕え「徳川四天王」とも呼ばれた武将である。

(新潟県上越市大手町)
2004.8.6


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