
五十嵐神社は,「延喜式」所載の「伊加良志神社」(蒲原郡十三座の一)の論社である。ここから7キロメートルほど遡った八木ケ鼻の下に鎮座する八木神社を「伊加良志神社」とする説もある。
主祭神は五十日帯彦(イカタラシヒコ)命である。五十日帯彦は垂仁天皇の皇子で,若一王子と呼ばれていた。王子は北陸開拓に尽くし,この地で薨去したと伝える。
社域全体を五十日帯彦の墳墓とする伝承もあり,拝殿の右手には「五十日帯彦命陵墓」と刻した石碑が建てられている。
今,五十日帯彦に加え,大日孁尊,大山祇命,応神天皇,建御名方命,倉稲魂命を合祀する。


杉の巨木に囲まれた参道を登りつめると間口三間の拝殿がある。


本殿は覆屋の中にあり,ガラス越しに見ることしかできない。

境内に神明社(手前)と八幡社がある。
(新潟県三条市飯田)
2004.11.7