
吉田諏訪神社は,吉田駅の北西500メートル,上町に鎮座する。
この地の産土神であるが,創建の時期は不詳である。
もと諏訪宮(祭神は建南方命)であるが,元禄九年(1696)の社殿造営のさいに十二神(大山祇命)と神明社(大日孁命)を合祀したという。今,拝殿の額には「諏訪大明神・十二大権現・天照皇大神宮」と書かれている。


現在の社殿は文政十三年(1830)に改築したもので,総ケヤキ造りの豪壮なものである。
建築を担当したのは,技術の高い大工を輩出することで知られた間瀬村(のち岩室村→新潟市)の篠原嘉左衛門・田中三衛門・田中要蔵を中心とする職人であった。この三人は江戸で徳川家斎に召されて寺社建築に活躍した名工である。



拝殿の細部は非常に細かい彫刻で飾られている。
(新潟県燕市吉田上町5805,JR越後線・吉田駅下車徒歩10分)
2004.11.8