神明宮は,旧亀田町の北西のはずれに,北西向きに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡長潟村字前郷浦郷 無格社・神明宮」とある。
延宝(1673-1680)のころの創立とも伝える,旧長潟村の産土神である。
豊宇氣毘賣命を祭神とする。
長潟村は,寛文十年(1670)に開発された。初めは今の石山地区の古屋敷にあったが,のちに石山長潟と早通長潟に分かれ住んだという。
本殿は神明造りの様式である。
(新潟県新潟市江南区亀田長潟1丁目)
2005.5.2
参考:神明宮とは?