白根神社は,旧白根市街の南端,「一ノ町」に鎮座する。社頭は北東を向く。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡白根町村字諏訪字上横町 村社・白根神社」とある。
創立年月は不詳(永禄五年〈1562〉の創立とも伝える)。初めは健御名方命を祭神とする諏訪神社であったが,慶応四年(1868)に白根神社と改称した。
昭和三十九年(1964),字魚町(金山町)の事比羅神社(大物主命)を合併した。
拝殿背後の本殿(右)は,唐破風の付いた豪華な様式。
境内に,三山神社と稲荷神社が祭られている。
(新潟県新潟市南区白根2892)
2005.5.2