新潟県神社探訪

伊志曾彌神社(五泉市石曽根〈いしぞね〉)

伊志曾彌神社
伊志曾彌神社は,旧村松駅の東700メートル,石曽根地区の南西の端に鎮座する。
寛永三年(1626)の創立と伝える(『中蒲原郡誌』)が,『村松町史』の「神社祭祀調査表」は天平勝宝二年(750)創立とする。
旧菅名村の村社に列せられた古社である。主祭神は天照皇大御神と豊受姫大神で,かつて「神明宮」と称していたが,明治十三年(1880)に現社号に改めた。(『村松町史』は明治三年に改号とする。)
現在,いくつかの神社を合併している。愛宕神社(伊弉諾尊,伊弉冉尊,火産霊尊),十二社(大山祇命)二社,金刀比羅神社(大物主命),日光社(天照皇大御神)である。
うち愛宕神社は,愛宕山に鎮座する愛宕神社の遥拝所として寛文元年(1661)に石曽根本村に創立されたもの。十二社は天保九年(1838)の創立で明治二十三年に金刀比羅神社を合祀し,さらに明治四十一年に字若宮に鎮座した十二社を合わせたが,翌年この伊志曾彌神社に合併された。日光社は明治四十三年に合わせた。
伊志曾彌神社参道伊志曾彌神社社殿
奥の石の鳥居は「明治十三年」の銘を持つ。拝殿には「村社」の額が掛かる。
伊志曾彌神社本殿

正面鳥居の額束に「伊志曽彌神社」とある。「彌」の偏は,「示」(禰)ではなく「弓」である。「イシソミ」と読めるが,地名が石曽根(いしぞね)であるから,これで「イシソネ」と読むのであろう。なお『中蒲原郡誌』は「伊志曾」に作る。
鳥居横の立て札に「寛治元年(1087)城太郎により舟岡山と開山し文正元年(1466)宥傅により当地に遷座す」とある。意味がよくわからない。

(新潟県五泉市石曽根7978,蒲原鉄道バス村松駅から徒歩10分)
2005.5.4


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