新潟市神社探訪

岩室神社(新潟市西蒲区岩室温泉〈いわむろおんせん〉)

岩室神社正面
岩室神社は,松ケ岳(174m)の東麓,岩室温泉の裏手に鎮座する。
道路の突き当たりに社号標が見え,石段が始まる。
もと神明社である。「神社明細帳」(明治十六年)に「西蒲原郡岩室村字松岳山ノ山口 無格社・神明社」とある。
天照皇大神と豊受大神を祭神とする岩室の産土神であるが,創立年月は不明である。
大正二年(1913),字カウラヒ澤の諏訪社(健南方命),字浅ノ尻の十二神社(天神七代十二柱の神),字清水山の稲荷神社(宇迦之御魂命),字十三車の御鉾神社(大己貴命)を合併し,昭和十一年(1936)に岩室神社と改称した。
岩室神社社殿
石段を登ると,鳥居がもう一基ある。
岩室神社社殿全景岩室神社拝殿内部
岩室神社本殿
拝殿,本殿とも神明造りを基調とする。

岩室神社と松ケ岳
岩室地区の背後に,天神山(234m)があり,室町期に小国氏によって山城(天神山城)が築かれていた(後に直江兼続の弟の実頼が城主となった)。
神社の背後に屹立する松ケ岳(松岳山)も天神山城の一翼を形成していたと考えられており,松ケ岳城(松岳城)と呼ばれている。
社殿の横から,松ケ岳城を経て天神山城址に至る道が延びている。

(新潟県新潟市西蒲区岩室温泉)
2005.5.15, 2008.3.20, 2009.5.9


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