新潟市神社探訪

堀出神社(新潟市秋葉区新津本町〈にいつほんちょう〉)

新津・堀出神社鳥居
堀出神社は,JR新津駅の南500メートルに,北向きに鎮座する。旧郷社である。
天福の時(1233年),金津信資公が築城のさい土中から神像二柱を得,これを「堀出大神」として奉祀したのが起源と伝えられる。
くだって天正元年(1573)に新津城主の勝資公がこれを新津に遷座してこの地の産土神とした。
新津氏は上杉景勝に仕えていたが,上杉氏の移封に従い神体を奉じて会津へ移り,さらに米沢へと転じた。こうして御神体は永く新津から離れていたが,当社に対する崇敬は篤く,米沢からの代拝も続いたという。
米沢で祭られていた御神体がこの地に戻ったのは明治十五年(1882)のことである。
堀出神社拝殿堀出神社拝殿部分堀出神社拝殿の額
祭神は伊邪那岐神,伊邪那美神(土中から得た二神像であろう)のほか,上筒男命,中筒男命,底筒男命,宇迦之御魂神,宇気母智神,豊宇気毘売神,大御宜都神,大宜膳都神(『新津市史』資料編第六巻〈1991年〉による)。
境内は広く,いくつかの境内社が鎮座する。

なお当社創建の地である金津にも同名の堀出神社(新潟市金津)が鎮座する。

(新潟県新潟市秋葉区新津本町3丁目)
2005.6.5


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