長瀬神社(加茂市上条〈じょうじょう〉)

加茂市上条の長瀬神社鳥居
長瀬神社は,「延喜式」所載の「長瀬神社」(蒲原郡十三座の一)の論社である。(加茂市宮寄上の長瀬神社も「式内・長瀬神社」を自称している。)
JR(信越線)加茂駅の東2.5キロメートル,加茂川の右岸に鎮座する。
もと「八幡宮」と称し,周囲に八幡町,八幡橋などの地名がある。拝殿の額も「八幡宮」である。
現在の祭神は,瀬織津姫命,言代主命,気長足姫命,誉田別命,玉依姫命の五柱である。
創立年は不詳だが,明治十七年の「神社明細帳」は延暦五年(786)に再建があったことを記している。いずれにしてもかなりの古社である。
長瀬神社拝殿長瀬神社拝殿部分
長瀬神社本殿長瀬神社本殿正面
拝殿背後の本殿は破風を伴う流造で,弘化年間(1844-1847)に越中の名工松井角平が手がけたもの。
長瀬神社には境内社も多い。(→長瀬神社の境内社

「式内長瀬神社」の可能性のある神社として,当社のほか,加茂市宮寄上の長瀬神社(熊野神社とも称す)と村松町矢津の八幡宮がある。

(新潟県加茂市上条)
2005.6.19


新潟県神社探訪