
青海(あおみ)神社はJR(信越線)加茂駅の東500メートルに鎮座する。社域は「加茂山公園」として整備された丘陵である。
当社は「延喜式」所載の青海神社だとされている。地元では「加茂大明神」と呼ばれ,今,拝殿の額にもそのように書かれている。
祭神は椎根津彦命と大国魂命である。
青海神社の創立年は不明(注)である。延暦十三年(794)には京都の賀茂別雷神社と賀茂御祖神社を勧請し,これ以後,鴨別雷命(かもわけいかづち)と多多須玉依媛命(だすたまよりひめ)・鴨建角見命(かもたけつぬみ)が祭神に加わった。
注:創立について,青海神社が提供する年表は,神亀三年〈726〉の創建としている。
→公式サイト:青海神社(外部サイトに移動します)



拝殿の裏の少し離れた場所に本殿が建っている。
かつては三社それぞれ別の場所に本殿があったが,明治六年(1873)に,賀茂別雷神社の本殿に青海神社と賀茂御祖神社を合わせたのが現在の姿である。

加茂山公園の山頂近くに神木の翁杉(じじすぎ)がある。かつては媼杉(ばばすぎ)もあって一対をなしていたが,第二室戸台風(1961年)で倒れた。
境内社も多く,水の神である貴船神社・厳島社・広瀬社のほか,稲荷神社,山神社,伊勢両宮,諏訪神社などが祭られている。
なお,青海神社には論社があり,新潟市長嶺町の蒲原神社も式内青海神社を称している。
(新潟県加茂市加茂)
2005.6.12,2005.6.19