津南ひまわり広場（新潟県津南町芦ケ崎〈あしがさき〉）

信濃川と中津川が合流する一帯に広大な河岸段丘（沖ノ原台地）が形成されている。この台地の一画に広大なひまわり畑が作られている。
畑では，毎年30万本のヒマワリが満開となる。7月下旬から8月上旬が見ごろである。

畑は三区画あって開花時期がずれるように工夫されているため，長く花を楽しむことができる。

ひまわり広場に隣接して，沖ノ原遺跡がある。
農地開発事業の工事中に発見された縄文中期の遺跡（戸数200以上と推定される大規模な環状集落）で，囲炉裏のある住居の跡や火焔型土器などが出土した。
出土品は，津南町歴史民俗資料館に保管・展示されている。

（新潟県中魚沼郡津南町芦ヶ崎）
2005.8.7, 2011.7.23

にいがた百景2