仁箇神社(にかじんじゃ)は,角田山の東の裾野に鎮座する。
もと日枝社で,「神社明細帳」(明治十六年)に「西蒲原郡仁ケ村字嶌ノ前 無格社・日枝社」とある。
大山咋命を祭神とし,延宝年間の創立と伝える。
大正六年(1917),字小丸山の下諏訪神社(健御名方命),字横根の上諏訪神社(健御名方命),字定香の神明社(大日孁貴尊),字地病の神明社(大日孁貴尊)を合併し,現社号に改めた。
境内はかなり広く,拝殿も大きい。
拝殿の向拝部分には手の込んだ彫刻が見られる。
拝殿背後の本殿は保護されているが,正面から見ることができる。
(新潟県新潟市仁箇2167)
2005.8.9, 2009.6.14