
石川雲蝶の代表作のひとつとして有名な石動神社(いするぎじんじゃ)は,三条市(旧南蒲原郡栄町)の吉野屋地区,権現山の山頂に鎮座する。社殿まで400段ほどの石段が延々と続く。
延暦三年(784)に能登の石動山から勧請したと伝える。主祭神は伊須流岐比古命である。もと山麓に祭られていたが,元禄十一年(1698)に現在地に遷座した。「吉野屋の権現様」として広く信仰された。
大正九年(1920)に大面村の村社に列せられ「石動神社」と称するようになった。
現在,主祭神のほかに菊理比売命,建御名方命,大山祇命,大山咋命,宇迦魂命,市杵嶋比売命を合わせ祀っている。


本殿はどういうわけか,神明造りのようである。
社殿に施された彫刻は石川雲蝶による名品で,1986年,旧栄町の文化財に指定された。
→石動神社彫刻
(新潟県三条市吉野屋)
2005.9.10