新潟県神社探訪

子ノ神社(十日町市午〈うま〉)

十日町市猿倉の子ノ神社
子ノ神社(ねのじんじゃ)は,十日町駅(JR飯山線,北越急行ほくほく線)の東2.5キロメートル,午の猿倉集落に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中魚沼郡十日町村枝猿倉字川向 無格社 子之神社」とある。
社地の前に「権現橋」が架かる。
創立年月不詳であるが,明治九年(1876)三月に再建された。祭神は大穴牟遅命である。
『中魚沼郡誌』によると,かつて庭野金兵衛なる者が柿の木から落て足を痛めたが,子之権現に祈って快復したため社殿を建てたのが発祥という。
石の鳥居は中越地震で破損したようである。
猿倉根之神社社殿根之神社拝殿
拝殿には多くの下駄や草蛙が奉納されている。

(新潟県十日町市午197番地)
2005.9.24


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