
長瀬神社は,加茂駅から加茂川を10キロメートルほど遡った宮寄上地区に鎮座する。東隣には真言宗智山派の熊野本宮院嶽山寺がある。
社域は切り立った断崖の上で,南北朝時代には新田氏の城塞であったと伝えられる。
天平勝宝八年(756)の創立とされる。平安末期に破壊され,建保二年(1214),嶽山寺によって再興された。阿弥陀仏を本地とし,「熊野権現」と称したが,明治の神仏分離政策のもとで現社号に改めた。『延喜式』所載の「長瀬神社」(蒲原郡十三座の一)の論社である。(加茂市上条の長瀬神社も「式内・長瀬神社」を自称している。)
現在の祭神は,伊弉諾尊,伊弉冉尊,速玉男命,事解男命である。

拝殿までは苔むした急な石段を10分ほど登る。



本殿は,拝殿の背後の一段高い所にある。
(新潟県加茂市宮寄上)
2005.10.1