白山比咩社(白山神社)は,JR(信越本線)加茂駅の南東5.5キロメートルの上黒水地区に鎮座する。
国道(290号)から西山川(加茂川の支流)を1.5キロメートルほど山間部に入った場所である。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡黒水村字澤通 無格社 白山比咩社」とある。
祭神は菊理姫命で,創立の時期は不明である。黒水地区の一部の産土神である。
拝殿には「白山大権現」の額が掛かる。
本殿は拝殿から少し離れて建っている。傷みがひどく,しかもこの日はなぜか扉が開け放たれていた。
(新潟県加茂市黒水1452)
2005.10.1
参考:白山信仰とは?