新潟市神社探訪

神明神社(新潟市秋葉区草水町〈くそうずちょう〉)

草水町の神明神社
神明神社は,JR(磐越西線)東新津駅の南1キロメートルに鎮座する。
「神社明細帳」(昭和五年)に「中蒲原郡新津町大字田家字沸壷澤九千五百七番貳鎮座 神明神社」とある。
新発田藩の命を受けてこの一帯を開墾していた真柄仁兵衛貞賢が臭水(石油)を発見し,それを記念し,元和九年(1615)に「神明宮」を創立した。
祭神は天照大御神で,臭水(後に「草水」と改称)の産土神である。
文久二年(1862)に現在地に移転して社殿を造営した。
当社は明治期の「神社明細帳」に記載漏れして昭和五年に編入た。その際「神明神社」と改称した。
草水町の神明神社拝殿草水町の神明神社拝殿向拝神明神社拝殿屋根
社殿は明治二十五年(1892)に改築された。
草水町の神明神社拝殿内部

近くに新津油田の発祥を記念する史跡・煮坪(にえつぼ)がある。

(新潟県新潟市秋葉区草水町3丁目)
2006.4.22, 2012.4.8

参考:神明宮とは?


新潟市秋葉区(旧 新津市〈新津町地区〉)神社