新潟県神社探訪

八柱神社(柏崎市北条〈きたじょう〉)

柏崎市北条の八柱神社
八柱神社(やはしらじんじゃ)は,JR北条駅の北西800メートル,普広寺の隣,荒川地区に鎮座する。
もと雷休権現(らいきゅうごんげん)と称し,雷神を祭神とする。(雷休権現の由緒は後述)
「神社明細帳」(明治十六年)に「刈羽郡北條村字荒町 無格社・雷休社」とある。
明治四十三年,字泉の熊野神社(伊弉諾尊),字家近の白山神社(伊邪那美尊,菊理比賣命),字城ノ下の古八幡社(誉田別尊),字浦山の十二社(大山祇命),字四日市の厳島社(市杵嶌比女命),字荒町の古諏訪神社(健御名方命),字七日町の熊野社(伊弉諾尊)の七社を合併し,社号を八柱神社と改めた。
柏崎市北条の八柱神社柏崎市北条の八柱神社
柏崎市北条の八柱神社境内

雷休権現の由緒:
八石山城主の毛利太万之助(大門輔とも)が北條城主の毛利丹後守の計略によって殺された。以後,太万之助の霊が雷電となって数々の怪異が現れた。普広寺の僧の加持によって怨霊が鎮まったため,雷休権現を建てて普広寺の鎮守の神とした。

(新潟県柏崎市北条734)
2006.5.6


柏崎市(北条,田尻)神社