
菅原神社(天満宮)は,旧栃尾市の上来伝地区に鎮座する。
この地区の伝承では,村開拓の初日に落雷があり,それを吉祥として村名を「雷田」(あるいは「雷出」とも)としたいう。(なお,地元では来伝を「らいで」あるいは訛って「だいれ」と発音するらしい。当社境内の由緒には「来伝天神・らいで てんじん」と書かれている。)
当社の創立の時期は不明である。古志郡に菅原道真を祭る天満宮(天神社)は少なく,当社は広範な崇敬を集めている。
明治三十七年に大山祇神社(大山祇命)を合併した。


社殿は大正四年(1915)に焼失し,翌年再建された。

たくさんの「合格石」(「ご」を書く石)が奉納されている。
十一月下旬におこなわれる合格祈願祭には,合格石をもらうために県外からも受験生を中心に参拝者が集まる。
平成初年に始まった村おこしの行事である。

神社への道は「合格街道」と名付けられている。
1.5キロメートルほど下った下来伝地区には,「越後の奇祭・ほだれ祭」で知られるほだれ大神が鎮座する。
(新潟県長岡市来伝)
2006.6.10
参考:天満宮・天神とは?