
巣守神社(すもりじんじゃ)は,旧栃尾市の栃堀地区に鎮座する。
栃尾(および下田,入広瀬)の一帯には守門岳(1537m)を祭る神社(巣守神社,守門神社)が多い。これは他の地域ではほとんど見らないもので,守門岳信仰がこの一帯に限られた土着の信仰であることを示している。
祭祀の対象は本来は守門岳(「守門大明神」などと称される)なのであるが,「記紀」の神を祭神とすることで形式上,大和の神々の系譜に連なっている神社も多い。
当社も,現在は天香語山命と刈谷田姫命を祭神としている。なお村内の別の場所に鎮座した若宮神社と富士権現を合併している。


拝殿内の額には「正一位守門大明神」と書かれている。
鳥居の脇に,栃尾紬の開発に功のあった植村貴渡を祭る貴渡神社がある。
石川雲蝶が彫刻を施した美しい社殿が有名である。
(新潟県長岡市栃堀)
2006.6.10