金北山神社(かねきたやまじんじゃ)は,旧佐和田町沢根五十里の西野地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「佐渡國雜太郡五十里村字西野 村社・金北山神社」とある。
はじめ西五十里村の河内山屏風越に創建されたが,正保元年(1644)に五十里村字西野の吉祥寺(真言宗)の境内に遷され,さらに元文三年(1738)に現在地に遷座した。
祭神は大彦命である。
幕末から明治まで能興行があり,拝殿は中柱を抜いて能舞台になるという。
典型的な佐渡狛犬である。
(新潟県佐渡市沢根五十里758)
2007.3.11