
小比叡神社は,旧小木町小比叡の蓮華峰寺(れんげぶじ)の境内に鎮座する。もとは蓮華峰寺の鎮守であった。
創立年は不詳だが,大同年間(806-809)創立とも伝える。
もと山王権現と称したが,明治期の神仏分離政策によって小比叡神社と改称した。
大己貴命を祭神とし,合殿に白山毘咩命を祭る。また天満宮(菅原道真公)も祭っている。
石の鳥居は佐渡の初代奉行・大久保長安が奉納したもので,「慶長十三年」(1608)の銘を持つ。


茅葺きの拝殿の額には「白山権現・山王大権現・天満大神宮」と書かれている。
拝殿の背後に本殿を保護する覆屋の屋根が見える。本殿は室町時代の様式を伝えるとされ,石鳥居とともに国の重要文化財に指定された。
(新潟県佐渡市小比叡)
2007.3.11
参考:山王信仰とは?