大綿津見神社は,旧小木町の元小木地区に鎮座する。
「神社明細帳」に「羽茂郡小木村字宮ノ前 村社・大綿津見神社」とある。
祭神は表津綿津見命,中津綿津見命,底津綿津見命で,明治六年(1873)に村社に列せられた。
明治四十年(1907)に字琴平の事比羅神社に合併された(同時に事比羅神社は荻大宮神社と改称した)。
合併された後も故地で祭祀が続いているのであろうか。
神明造りの社殿である。鳥居の横には秋葉神の石塔がある。
小木港は海岸が美しく,経島・矢島まで遊歩道が延びている。
(新潟県佐渡市小木)
2007.3.12