諏訪神社は,旧村松町の蛭野に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡蛭野村字中田 無格社・諏訪神社」とある。
健御名方命を祭る産土神であるが,創立の時期は不詳。
蛭野村の字弁天山に厳嶋社が鎮座し,村松藩主の崇敬が篤かったが,明治になって衰微し,同四十三年(1910)に諏訪神社に合併となった。よって現在は市杵嶋姫命も祭神である。
境内には「多賀大明神」「甲子碑」などと刻された石塔などがある。
境内からちょうど白山(1,012m)が望める。
(新潟県五泉市蛭野)
2007.4.29