新潟県神社探訪

都波岐神社(新発田市御幸町〈みゆきちょう〉)

新発田市御幸町の都波岐神社
都波岐神社(つばきじんじゃ)は,大手町の神明宮と幹線道路を挟んだ反対側に鎮座する。
鳥居には「都波岐神社・須賀神社」と並記されている。
「神社明細帳」(明治十六年)に「越後国北蒲原郡新発田字紺屋町鎮座 無格社・都波岐神社」とある。
勧請の年月は不明であるが,もとは「庚申青面金剛童子」を本尊とする仏堂であったが,明治三年(1870)に仏像を廃して祭神を猿田比古命とし,都波岐神社と改称した。
境内に須賀神社(健速須佐雄尊),稲荷神社(宇賀魂命,大田命,大己貴命,大宮姫命),戸隠神社(天手力男命)の三社が鎮座したが,大正二年(1913)に都波岐神社に合併した。
新発田市御幸町の都波岐神社都波岐神社拝殿屋根
拝殿には合併した神社のひとつである「須賀神社」の額が掛かっている。

(新潟県新発田市御幸町1-6-13)
2007.5.4


旧新発田市(市街)神社