神明宮は,JR馬下駅の北北西800メートル,阿賀野川の土手下に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡小流村字中通 無格社・神明宮」とある。
小流地区の産土神であるが,創立年は不詳である。
大日孁貴尊を祭神とする。
拝殿の蟇股に「大神宮」と刻されている。
嘉永六年(1853)に焼失し翌年再建したという。
小さな狛犬が一対ある。
この姿は佐渡特有の様式で,島外ではほとんど見かけることのないものである。
土手を挟んで阿賀野川が流れる。
(新潟県五泉市小流194番地)
2007.5.27
参考:神明宮とは?