新潟県神社探訪

三島神社(阿賀町鹿瀬〈かのせ〉)

阿賀町鹿瀬の三島神社
三島神社は,JR磐越西線の鹿瀬駅の南,阿賀野川の対岸に鎮座する。
永禄元年(1558)大江政忠が伊豆の三島神社を勧請したのが発祥とされる。
政忠は黒川(会津若松)の人で,津川城主の金上氏に仕えた。金上氏が伊達氏に敗れた天正十七年(1589)以降,大江政忠は鹿瀬に隠棲したという。
大江政忠の子孫が延宝三年(1675)に黒川から遷座して鹿瀬の産土神としたのが現在の三島神社である。
祭神は事代主命と大山祇命である。
鹿瀬の三島神社拝殿前三島神社拝殿の額
三島神社境内三島神社本殿

(新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬)
2007.6.2


阿賀町(旧 鹿瀬町地区)の神社