その昔,新潟の市街には堀が縦横に流れていたが,中でも一番堀はいちばん大きく,米をはじめとする物流の要であった。
憲政記念館(旧新潟県会議事堂)の前の広い車道が,かつての一番堀の跡である。
かつての一番堀。
中央の橋が古町通りの出口。左隅の橋は西堀の合流か。右奥には憲政記念館の屋根が見える(明治末〜大正初期撮影)。
堀があったころ,白山神社の鳥居は堀に面しており,古町からは太鼓橋を渡って参詣していた。
→関連情報:三番堀,四番堀(広小路堀),早川堀
(新潟県新潟市中央区一番堀通町)
2007.6.17, 2012.2.19