
水尾神社は,旧両津市の河崎に鎮座する。両津の市街地から東に5キロメートルほどの場所である。
当社の起源は古く,寛和二年(986)あるいは貞観十五年(873)と伝える。
天鈿女命と猿田彦命を祭神とする。
なお,長江に鎮座する熱串彦神社(延喜式内社)について,社号を「水尾明神」ともいい往古は河崎に鎮座したとする説があるという。当社は熱串彦神社となんらかの関係があるのかもしれない。


社殿までは階段をかなり登る。本殿は覆屋のため見えない。

拝殿は佐渡様式で向拝を持たないが,板壁に龍などの彫刻が見られる。


石段を上り詰めた場所に石狛犬が置かれている。典型的な佐渡様式である。



参道の途中に金刀比羅神社が祭られている。祭神は一般的な大物主命ではなく,金山彦命である。
社殿の前の狛犬は一般的な獅子・犬ではなく狼であろうか。
(新潟県佐渡市河崎)
2008.3.2