
熊野神社は,旧新穂村の新穂青木に鎮座する。
櫛御気野命を祭神とするが,昭和元年に火災で社殿と資料を失い,由緒は不明である。
明治三十三年(1900)に諏訪神社(健御名方命)を,四十一年(1908)に白山神社(伊弉冉尊,菊理姫命)を,四十二年(1909)に北野神社(菅原道真朝臣)を合併した。
(境内に白山神社の手水鉢の台石が保存されている。)


拝殿は,向拝を持たない佐渡様式の堂々とした構造である。


本殿は大部分が覆われておりよく見えないが,本格的な構造のようである。

境内に高さ3メートルほどの石塔がある。
弘化四年(1847)の制作で,小比叡山蓮華峰寺の僧・道本の書である。「穐葉大權現」と大書されている。
平成十六年(2004),市の有形文化財に指定された(指定書番号「建第15号」)。
(新潟県佐渡市新穂青木)
2008.3.2