
加茂神社は,旧畑野町の栗野江に,南向きに鎮座する。祭神は別雷命(わけいかづち)で,京都市北区の賀茂別雷神社(上賀茂神社)と同じである。(現在は建御名方命と菅原道真朝臣の二柱も合祀している。)
由緒は,永暦元年(1160)に上賀茂神社から勧請して西畑という場所に祭ったのが起源で,永徳元年(1381)に現在地に遷座したとされているが,ほかにも諸説あって謎に包まれている。



拝殿と本殿がかなり離れて建っている。本殿はかなり大きな物である。細部に凝った装飾が見られる。
柱の木鼻には鶏の彫刻が施されているという。
左奥に金立神社が見える。


金立神社は,加茂神社の本殿の裏に東向きに鎮座する。
社号は「かなだつ」「かねたつ」と呼ばれているが,「金龍大権現」と書かれた古文書もあるという。「立=りゅう」か?
『佐渡神社誌』によると,祭神は御祖大神である。御祖大神とは,「下鴨神社」と呼ばれる賀茂御祖神社(京都市左京区)の祭神(玉依姫命とその父の賀茂建角身命)である。境内の説明板は「祭神 玉依姫命」とする。


金立神社の社殿はたいへん美しい。


鳥居横の狛犬は,出雲型(丹後型)である。
(新潟県佐渡市栗野江)
2008.3.3